楽器の保管場所について

こんにちは!アトリエ東京技術室です。

お客様からいただいたご質問の中からピックアップしてお役立ち情報をご紹介していきたいと思います。

その①
Q.「フルートはどういった所に保管するのが良いのでしょうか?」
A.「家の中ですと、リビングか自分のお部屋で窓から離れた場所が良いと思います。」

フルートを家の中のどこに置いておけば良いのかお悩みの方、たくさんいらっしゃるようです。
原則は高温多湿の場所を避けて(できれば15℃~25℃くらいの環境で)直射日光の当たらない所に置いてください。
家の中であればなるべく室温が一定の場所が良いと思います。
フルートにとって最も悪影響を及ぼすのは温度変化の激しい場所ですので、
時間帯によって温度が変化しやすい窓際や玄関、部屋の中でも日光が当たる場所は避けた方が良いです。
また、押入れも湿気がこもりやすい理由から好ましくありません。
リビングなど人が常時いる場所は室温も安定しているためおすすめです。


こちらのフルートはモイスレガートを入れて湿度を保っています。

家の外に置いているという方はまずいないと思いますが、、、
車の中は絶対にダメですよ!!
盗難の危険もありますので、車から離れる際には例えわずかな時間でも必ず楽器を持っていきましょう。

飯島町のりんごが大きくなりました

こんにちは、ミヤザワフルート飯島工場です★
飯島工場は長野県上伊那郡飯島町にあります。
ふたつのアルプスが見えるまち、飯島町です。
2013年に埼玉県朝霞市より工場移転しました。

長野県といえば、りんご!
りんごがおいしいんです(*^^*)
5月に摘果したりんごがだいぶ大きくなりました。
↓摘果の記事はコチラ↓
http://miyazawa-fl.jugem.jp/?day=20150514

最近の飯島町は雨続きで、りんごもこんな感じです。
水も滴るいいりんご!

遠巻きに見ると大きくなったのがよくわかります。
台風に負けず、立派なりんごに育ってほしいです。
ミヤザワフルート飯島工場では工場見学を受付ています。
作業工程が間近で見られます。
フルートってどうやってつくるんだろう?
と思ったら、ぜひミヤザワフルート飯島工場へ!
ご希望の方はHPよりお問い合わせください♪

現在『イチから住』という番組で飯島町への移住体験が放送されています。
毎週日曜、18:30からテレビ朝日での放送です。
ミヤザワフルートを作っている自然豊かな飯島町を知っていただけたら嬉しいです。

宮澤笛今昔記 第4話

「1975年スエーデンの旅」
弊社は1969年に創業し、当時から国内販売を想定しフルート作りを行っておりましたが、当時知名度の無いミヤザワは販売に苦戦しておりました。
悩んでいたそんな折りの1974年秋スエーデンのWarner Porstという人物より手紙がき、その内容は
『ミヤザワの販売を自分にさせてほしい、、、』
というものでした。
当時、私は無知でスエーデンと聞けば「雪深い北国」程度の認識しかありませんでしたので、この国でフルートが売れるとは思わず1ケ月程度返事もしないまま放置していました。
すると再度先方から価格を知らせてほしい旨の手紙(当時はEールはありません)が届き、初めてスエーデンでの販売を意識し翌年1月(1975年)ドイツでのMusik Messeの後、単身でスエーデン、ストックホルムに初めて行ったのです。
当時、私は英語もスエーデン語も解らずストックホルムの日本大使館からのヘルプで2日間滞在し、この間オーケストラの奏者、音楽大学の教授等々紹介されました。
この時からスエーデンでのミヤザワ販売は始まったのですがミヤザワブランドでのヨーロッパ販売はスエーデンが最初の国になり、これを契機にドイツ、イギリス等に販売拡大していったのです。

その後、Warner氏の息子であるStephan氏が26歳の時来日し、私の自宅に滞在した関係から個人的にも今日まで親しくし忘れられない国のヒトツとなっています。
ミヤザワフルート創業者 宮澤 正
現在『イチから住』という番組で飯島町への移住体験が放送されています。
毎週日曜、18:30からテレビ朝日での放送です。
ミヤザワフルートを作っている自然豊かな飯島町を知っていただけたら嬉しいです。

飯島町のおいしいもの

こんにちは、ミヤザワフルート飯島工場です★
飯島工場は長野県上伊那郡飯島町にあります。
ふたつのアルプスが見えるまち、飯島町です。

現在、飯島工場のある飯島町での移住体験がテレビ放送されています!
『イチから住』
という番組です。
縁もゆかりもない地方にタレントが3ヵ月間移住体験!
空き家を探し、その土地ならではの仕事に就き、地域を愛する新たな友と出会う…。
画面を通して、地方移住の魅力を、視聴者も追体験するドキュメンタリーバラエティです。
飯島町の五平餅や、馬刺し、鯉の旨煮など地域のものがたくさん紹介されています。
先日、秘密のケンミンSHOWというテレビ番組でも放送されていましたが、、
鯉、食べます!
長野にいらした際は是非(*^^*)
『イチから住』
毎週日曜日 18時30分~
テレビ朝日、tvasahi地デジ5チャンネル
(おおむね、7月12日~9月末までの予定)

この機会に画面を通して飯島町はどんな所か見ていただけたら嬉しいです。
ミヤザワフルートは長野県の飯島町で1本ずつ手作りしています。
すてきなフルートを皆様にお届けできるように今日もがんばります(^^)g

ミヤザワフルートご愛用者様の声 vol.5

こんにちは、ミヤザワフルート製造株式会社です!
皆様、ミヤザワフルートを吹かれたことありますか?
・学校の備品がミヤザワフルートだった。
・楽器店で試奏した。
・イベント会場で試奏した。
・ミヤザワフルート使ってます。
そんな答えが聞こえてきそうです。
では、ミヤザワフルートを実際に吹いてみていかがでしたか?
ミヤザワご愛用者様の声を、製造スタッフのメッセージを添えてご紹介いたします。

〈 埼玉県女子高校生 〉BR Atelier-1E
○初心者の自分にもきれいな音が出せて感激です!これから上達してもっと良い音色になっていくか楽しみにしています!!
→選んだ楽器が求めている反応をしてくれると嬉しいですよね。これからも仲良くしてあげてくださいね。
〈 東京都女子高校生 〉SBR Atelier Plus-3RE
○今回フルート歴7年目、3本目のフルートでミヤザワを買えました!!とても吹きやすく良かったです。
→弊社楽器を選んで頂きありがとうございます。他メーカーさんとの個性の違いを楽しんで頂けたらと思います。
〈 大阪府60代男性 〉BR Atelier-1E
○初めて本格的なフルートを手にしました。とても幅のある響きと優しい音色に感動しました。
→弊社の楽器でお客様が感動して頂けること、とても嬉しく思います。
これからも感動して頂ける様、良い楽器をお届けしたいと思います。

〈 神奈川県40代女性 〉BR Atelier Plus-1E
○カタログを見てすてきなフルートだと思いました。試奏してみて音色も良く、私にはまだ早すぎる楽器だと思いましたが思い切って購入しました。
吹きこなせるようがんばって練習します!
→私もAZが一番のお気に入りです。やっぱり自分が気に入った楽器なら練習も楽しくなりますよね。
〈 茨城県女子中学生 〉BR Atelier-1E
○楽しく部活動に励んでおります。娘もとても喜んで大切に使っています。(母)
→ミヤザワのフルートで部活に楽しく励んで頂けていることがとても嬉しく思います。
弊社の楽器が思い出の1ページになったら幸いです。

現在『イチから住』という番組で飯島町への移住体験が放送されています。
毎週日曜、18:30からテレビ朝日での放送です。
ミヤザワフルートを作っている自然豊かな飯島町を知っていただけたら嬉しいです。

イアン・クラーク リサイタル

こんにちは、ミヤザワフルートアトリエ製造株式会社です!
8月19日(水)ミヤザワフルートアトリエ東京にて
『イアン・クラーク個人レッスン』
を開催いたしました。
特殊奏法を習得したい方や、コンヴェンションに行けない方々にご参加いただきました。
皆様、とても満足されたようで良かったです。
ありがとうございました♪

8月22日(土)フルートコンヴェンション(浜松)にて
『イアン・クラーク リサイタル』
を開催いたしました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
実はリサイタルのプログラムを用意しておりました。
しかし当日、不手際がありまして皆様のお手元に渡らない状況になってしまいました。
申し訳ありませんでした。
下記、リサイタルの演奏曲目です。
・Orange Dawn
・Zoom Tube
・Hypnosis
・The Mad Hatter
・Deep Blue
・Sun Streams
・Touching The Ether
・The Great Train Race
イアン・クラークの楽譜とCDはミヤザワフルートアトリエ東京にて販売しております。
地方発送も承っております。
在庫状況はミヤザワフルートHPよりEメールまたはお電話にてご確認ください♪

現在『イチから住』という番組で飯島町への移住体験が放送されています。
毎週日曜、18:30からテレビ朝日での放送です。
ミヤザワフルートを作っている自然豊かな飯島町を知っていただけたら嬉しいです。

2015フルートコンヴェンション@アメリカ

こんにちは、ミヤザワフルート製造株式会社です!
8月13日(木)~8月16日(日)、
『第43回National Flute Association Convention』
に参加しました。
アメリカのワシントンDCで行われました。

アメリカ代理店West Music様とミヤザワフルートのブースを出展しました♪
プラチナ、ゴールド、総銀などたくさんのフルートを展示しました。
日本でのイベントとはまた違った雰囲気です。

その場で購入される方もいらして、大変賑わっていました。
ブースの前は常に試奏のお客様がいらっしゃいます。

今日から、、
『日本フルートコンヴェンション2015 in ふじのくに静岡』
が浜松で開催されています。
ミヤザワフルートもブースを出展しています。
下記、ミヤザワフルートの主な予定です。
8月21日(金)~8月23日(日) 
ミヤザワフルートの展示・試奏ブースを出展します。 
各種フルートの試奏ができますので、ぜひお立ち寄りください♪

8月22日(土)18:00~19:00 
ミヤザワショーケース 中ホールにて、
『イアン・クラーク リサイタル』 
を開催いたします! 出演:イアン・クラーク(フルート)、成田有花(ピアノ)
なかなか生演奏を聞ける機会は少ないので、ぜひこの機会をお聞き逃しなく!

8月23日(日)12:00~13:30 
41会議室にて、
『イアン・クラーク マスタークラス公開レッスン』 
を開催いたします!
※こちらは日本フルート協会様主催のイベントになります。
皆様にお会いできるのを楽しみにしています(^^)/

現在『イチから住』という番組で飯島町への移住体験が放送されています。
毎週日曜、18:30からテレビ朝日での放送です。
ミヤザワフルートを作っている自然豊かな飯島町を知っていただけたら嬉しいです。

大好評!イチから住~前略、移住しました~飯島町編

こんにちは、ミヤザワフルート飯島工場です★
飯島工場は長野県上伊那郡飯島町にあります。
ふたつのアルプスが見えるまち、飯島町です。



突然ですが『イチから住』ご存知ですか?
テレビ番組です。
縁もゆかりもない地方にタレントが3ヵ月間移住体験!
空き家を探し、その土地ならではの仕事に就き、地域を愛する新たな友と出会う…。
画面を通して、地方移住の魅力を、視聴者も追体験するドキュメンタリーバラエティです。

現在、飯島工場のある飯島町での移住体験が放送されています!
家庭菜園を始めたり、蕎麦打ち体験をしたり、移住仲間のお友達ができたり楽しそうです。


毎週日曜日 18時30分~
テレビ朝日、tvasahi地デジ5チャンネル
(おおむね、7月12日~9月末までの予定)

この機会に画面を通して飯島町はどんな所か見ていただけたら嬉しいです。
ミヤザワフルートは長野県の飯島町で1本ずつ手作りしています。
すてきなフルートを皆様にお届けできるように今日もがんばります(^^)g
イアン・クラーク個人レッスン開催決定!
8月19日(水)@ミヤザワフルートアトリエ東京

飯島町の稲穂

こんにちは、ミヤザワフルート飯島工場です★
飯島工場は長野県上伊那郡飯島町にあります。
ふたつのアルプスが見えるまち、飯島町です。
2013年3月に埼玉県朝霞市より移転しました。

長野県と言えばりんごが有名ですが、お米もおいしいんです!
飯島町のお米はふたつのアルプスのおかげで、きれいなお水で育つからおいしいんです。
5月に田植えをし、ぐんぐん育ってもう稲の穂が出てきました。

↓田植えの話はコチラ↓
http://miyazawa-fl.jugem.jp/?day=20150528

よく見ると穂の先に白いものがついています。
これはお米の花です。
お米の花はなんと2時間しか咲かないのです!
とても希少なお花です。

9月下旬に稲刈りなので、あと1ヶ月半ほどです。
おいしいお米を食べるのが楽しみです(*^^*)
ミヤザワフルートは自然豊かな飯島町で手作りしています。

飯島工場では工場見学を受け付けています。
夏休みを利用して飯島町に遊びにいらしてはいかがでしょうか?
(8月8日(土)~16日(日)は夏季休業となりますのでご了承ください)

宮澤笛今昔記 第3話

管体製作

私は学生時代に吹奏楽をやっていた関係から、就職に関して当時の指導者より日本管楽器株式会社(現ヤマハ)を紹介され入社しました。

当時の日本管楽器工場は東京都板橋区にあり、ピッコロからスーザホンまで全ての管楽器を製造し、社員数は約600人程でありました。

私は営業部修理サービス課に配属され、製品のクレーム処理及び一般修理品の取り扱いをしていて、その関係からほぼ毎日製造現場に行き各々の製造関係者と打ち合わせをするのが日課でありました。

そのような環境からフルートの製造工程は毎日見ていたので、ミヤザワフルートの創業時に特段の心配はありませんでしたが、いざ自分の手を汚してフルートを作る段階になり驚いたのは
「見た目と実際は余りにも違う」
という事であります。
つまり、創業当初の私は余りにも未熟で甘い考えであったということで、今46年前を振り返ると大変恥ずかしく、自分の甘さに驚くばかりです。

フルート製造の第一歩はフルートの管を作る事ですが、日本管楽器時代現場を見ていると余りにも簡単にトーンホール(音の出る部分)が出来ていたので、さほど大変とは思わず作業を開始しました。
ところが、トーンホールを引き上げてみると見事に先端が割れてしまい、1日が過ぎ1週間が過ぎても16個のトーンホールは出来ませんでした。
元々製造技術者でない私はこの理由が解らず悩んだ末、日本管楽器の大先輩である久藏菊雄氏(当時三響フルート製作所社長)に電話しご指導を仰いだところ、大変親切に基本を教えて頂きましたが、これが機会となり以来40余年に渡り久藏大先輩とは特段のお付き合いを頂き、終生忘れる事の出来ないご厚情を賜りました。

以後46年間経過した現在、苦労したトーンホール製作は全く順調で当時から想像すると夢のようです。
管体作りで得た教訓は
「自分で苦労する事で人の苦労を知る」
という事です。

ミヤザワフルート創業者 宮澤 正